私の推しは悪役令嬢。

STORY

第11話

恋のすれ違いは絶体絶命。

マナリアは、クレアの幼い頃の初恋の人だった。
レーネがいなくなって塞ぎ込んでいたクレアは、彼女が来たことで元気を取り戻しつつあったが、レイに興味を持ったマナリアは、当てつけのようにレイがやっていたクレアの身の回りの世話をし始める。
これまでのようにクレアのそばにいられない日々が続き、レイの我慢も限界に近づきつつあった。